鍼灸豆知識と歴史

鍼

鍼やお灸、興味あるけど、試すのが怖いって人は多いのではないでしょうか?
  
鍼やお灸って、いわゆる「東洋医学」に分類されるので、西洋医学と違って、理論があやふやみたいな認識があるかもしれませんね。
   
鍼灸の歴史は、古く、今から二千年以上前に、古代の中国で誕生しました。鍼灸技法は陰陽五行思想と融合し、独特の治療法として確立されていきます。(おそらくこの陰陽五行思想というのも、鍼灸をちょっと苦手に感じさせる要因かもしれません。)
  

鍼灸が世界に広がるキッカケ

鍼灸が世界的に広く知られるようになったのは、1971年のこと。ときのアメリカ大統領ニクソンが中国を訪問したときです。中国の鍼麻酔が初めて国際的に報道され、鍼ブームのようなものが起こりました。
  
その後、WHO(世界保健機構)でも鍼灸の研究が進み、1979年に、WHOは鍼灸治療の適応疾患43疾患を発表。これは臨床経験にもとづくものであり、必ずしも研究上の裏付けを伴うものではありませんが、鍼灸治療の信頼性が高まることになった、非常に重要な資料となりました。
  
そして1997年にはアメリカの国立衛生研究所(NIH)が手術後の吐き気、妊娠時のつわり、歯科手術 後の痛み軽減など、一部の病態、疾患について鍼灸治療の効果について認める声明を発表しました。
  
鍼灸の効果に関する認識が、ドンドン広まって来ているのです。
  

なぜ鍼灸が、怪しく思われるのか?

世界的には、しっかりと鍼灸の研究が進みその効果の正当性と適応範囲が広がってきますが、日本ではまだ一般的には浸透していない部分があります。
   
陰陽五行思想とか、経絡とか、そういう言葉が、人を遠ざける一因になっているかもしれませんが、浸透しない一番の理由は「鍼灸の事故」のせいでしょう。特に鍼に因る事故。
   
鍼の事故のほとんどが、使う鍼自体の問題です。悪しき鍼を使ったり、何回も使いまわしているから、鍼の事故が起こり、信頼性が下がってしまっているのでしょう。
  
しかし、当然ではありますが、使い捨て式のいつでも清潔な鍼を使っていれば、そんな事故が起こることはありません。
  
しっかりと認められている鍼灸の施術効果を、活用しないのはもったいないです。
  
  
当院、信鍼灸院では、常に使い捨ての鍼を用いて、ベテランの技術で施術を行っています。
  
鍼をおそれず、ぜひ当院でお試しいただければと思います。

 
 

 

信鍼灸院 情報

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